一昨日は《ヒマラヤ賢者が教えてくれた病気と老化予防の知恵》第2回目となる『花粉症対策〜鼻にオイルを入れてみたら〜』を開催しました。
すっきりと気持ち良く晴れて、清々しい朝でしたが…
やはり朝から花粉がたくさん飛んでいたようで、「まるでこの会に合わせたように、今日が一番やばいです…」という声もありました。うーん皆さん本当に辛そうです。
今回のお話会、〜鼻にオイルを入れてみたら〜というサブタイトルを付けていたので、鼻にオイルを入れまくる会(なんの会!)だと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、直接鼻をケアするのは花粉症対策の最後の一撃みたいな役割で、ほとんどの時間は、花粉が飛ぶ時期の前から気をつけて欲しい生活習慣と、食事の習慣、おうちで作れるホームレメディのお話をしました。
アレルギー性鼻炎は、アーユルヴェーダ的に見ても結構やっかいなもので、単純にこの食べ物を食べるといいとか、これをやめた方がいいということだけでは克服しにくい病です。
3つの性質(エネルギー)、つまりドーシャでいうなら、カパ(水・地)もヴァータ(空・風)も関係するし、正常に消化・代謝する力も重要なので、ピッタ(火・水)も関係します。全部のドーシャが関わる病は治りにくいと言われていますが、アレルギーはまさにその代表と言えます。
花粉症の症状緩和のため地道に日々積み重ねて欲しいことを、今回は覚えてもらいやすいように、
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5つの生活法
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7つの食事法
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11の我慢してはいけない衝動
という風に数字と合わせてお話ししました。
5+7+11= 23 個もやることあるの?!!
って、やらなきゃいけないことがいっぱいありすぎのように見えますが、
でも例えば、
- 同じ時間に寝て起きて食べる
- 冷たいものは避ける、
- お腹が空いてから食べる
- 夜更かししない
- 寝過ぎない
- トイレを我慢しない
などなど、当たり前のことばかりなんです。
でも、その当たり前のことができないことが多いですよね…
生活習慣の見直し抜きには、どうしたって根本的な改善にはならないのですが、とはいえ今出ている症状を早くどうにかしないと毎日の生活がままならない!というのが切実な気持ちだと思います。
そこで、比較的即効性が期待できる、薬用オイルの点鼻とターメリックパウダーのレメディ&消化促進ティーを試していただきました。
ターメリックを煎っている間、会場中がスパイスの香りに包まれ、さらにはお店の方がインド音楽にしましょう♪と、有線をインドクラシック音楽に変えてくれるという演出付きで、異国の雰囲気満点の中、アーユルヴェーダの台所薬局(キッチンファーマシー)を楽しんで体験していただきました。
あれから2日、皆さんどうしているかな。
少しは症状がおさまっていると良いのですが…
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次回『ヒマラヤ賢者が教えてくれた病気と老化予防の知恵』は、4月11日(木)、テーマはアーユルヴェーダでも健康長寿に欠かせない最重要課題の一つである『睡眠』についてです。
朝スッキリ起きられない方、夜なかなか眠りにつけない方、夢をよく見る・途中で目覚めるなど睡眠の質が良くないと感じる方、睡眠のお悩みがある方はぜひご参加下さい。