定期的にがん検診を受けていますか?


厚生労働省の「平成28年国民生活基礎調査」によると、乳がん検診においては、40代以上検診受診率は44.9%だそうです。10人中5人も受けていないという現状。

私も今回調べてみたことで知りましたが、全国で40歳以上偶数の年齢で市区町村がマンモグラフィーの検診を実施しています。(30歳以上39歳までにエコー検診を実施しているところもあります。)


厚生労働省
平成30年がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン

市区町村別がん検診問い合わせ先

https://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/campaign_30/screening/contact.php

肺、胃、大腸、子宮頚、そして乳がんと、5つのがん検診の中で、発見される割合が最も高い乳がんですが、検診の受診率は子宮頚がんに次いで低い結果だそうです。


今回私が受診に至ったのは、

  1. 以前年に一度の健康診断で、エコーを受けた時に、乳腺のう胞があることがわかり、気になっていた(要精密検査にはならなかったものの)。
  2. それからしばらくそのことは忘れて過ごしていましたが、たまたま観ていたEテレで、乳がん検診のことが取り上げられていたこと。
  3. その番組で、「市区町村が行う検診の対象年齢になっていないか調べてみましょう!」と呼びかけていて、素直に調べたこと。
  4. 引っ越ししてきたばかりで、通知のハガキは来ていなかったものの、区の検診の対象年齢であることが分かったこと。

気にはなっていてもなかなか調べたり、わざわざ安くない検診料を払って痛い思いをしに行かないものですよね… 
(マンモは痛いですが、昔受けた時より痛くなくなってました。マンモの機械進化したのかな?私が頑丈になったか? ※個人の感想です。)  

でもタイミングよくテレビで観たり、調べたら検診対象だったこともあって、この機会に!と早速予約を取りました。

検診の日当日。予約制のためほとんど待ち時間もなく、病院の総滞在時間30分以内くらいで全てが済みました。検診の自己負担額は1,000円。思っていたよりだいぶ簡単。(負担額はお住まいの市区町村により異なります。)
検診を受けたのが約3週間前。

そして今日、その結果をどきどきしながら聞きに行きました。

結果は異常なし!良かった!

と、ホッとしたのもつかの間、担当の先生から、

<日頃から自分で必ずチェックをすること>

そして乳腺が白く写りやすく、マンモグラフィだけでは見落とされることもあるため、

<エコーも定期的に受けるように>


と指導がありました。

14人に一人の割合で乳がんにかかると言われています。それでも不思議なことに誰も『自分が』と思わないものですよね。

必要以上に病気を怖がる必要はないけれど(その方が身体に悪い)、『自分にも起こりうる』ということを忘れずに、防げる病気は防ぎたいですね。


予防は治療に勝る。



アーユルヴェーダが最初に私に教えてくれたことです。


病気の種が何らかの原因で撒かれてしまったとしても、病気の進行段階の出来る限り早い段階で発見し、治しておくことが、治療においてその病気を完治させる可能性を高めるのだと教えられました。

がんを防ぐためにリスク要因に関する情報も自分で調べられる時代になりました。

リスク要因を避け、検診を受ける。

自分がもらった大切な人生を、幸せに生きていくために、女性に限らず全員に必要なことではないでしょうか。


この記事を読んでくれた方で、久しく検診受けてないな…という方や、一度も受けたことがないという方が、検診を受けるきっかけにしてくれたら嬉しいです。


市区町村の検診のこと、調べてみてくださいね!

厚生労働省
平成30年がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン

市区町村別がん検診問い合わせ先

https://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/campaign_30/screening/contact.php

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