前日の大雨から一転、朝からすっきり晴れた日曜日は、アーユルヴェーダカウンセリングの日でした。

カウンセリングを受ける方は実際に不調を抱えている場合もあるし、今は健康だけどこのままこの生活を続けていて大丈夫かな?と生活を改めたいと思い始めた人もいるし、30代40代に投入して明らかな身体の変化を感じて、これ以上老けたくないという理由の方もあり、カウンセリングを受ける理由は様々です。

そのどれにも答えらえるのがアーユルヴェーダ。病院のお世話になる前に、気軽に受けられる予防的カウンセリングが当たり前の世の中を作っていきたいなぁ。

さて、これは今回のカウンセリングで起こったことではありませんが、アーユルヴェーダにほとんど初めて触れる方とお話すると、なんとなくミステリアスまたはすごく厳しいイメージが先行していて大きな誤解があるな〜と感じることが結構あります。

間違った印象が広がると、アーユルヴェーダが必要な人に届かなくなってしまうこともあり得るし、先入観のせいで思わぬ方向にジャッジされるようなことも起こってほしくないと思い、よくある誤解について書いてみることにしました。

もっともよくある誤解は、アーユルヴェーダはベジタリアンまたはビーガンである、というものです。

ヨガと同じく古代インドをルーツに持つものということで、ヨガといっしょくたになってしまったのだと思います。

伝統的なヨガの修行は、悟りの段階を目指し精神と身体を鍛錬するものであるから、<非暴力>が戒律の一つであることと、精神を『純質』(サンスクリット語で『サットヴァ』)から遠ざけてしまう(つまり悟りを遠ざける)肉食を断ちます。

またヨガ発祥の地インドでは地域と宗教によりベジタリアンであることもありますが、南インドの海岸沿いでは魚を食べる文化があったりと、インド全体が菜食というわけでもありません。

対してアーユルヴェーダは、身体と精神を扱う医学です。内科、外科、耳鼻咽喉科と歯科、強精科、アンチエイジング科など、人間が与えられた肉体と精神を寿命の限り正しく使えるように、生活の規律と病気予防、治療について説きます。薬や養生食として、肉や肉のスープが紹介されることもありますし、反対に野菜によっては体質や症状により食べない方が良いものもあります。

そしてもう一つ、アーユルヴェーダは懐古主義的であるという誤解です。

「昔は良かった、昔の暮らしをしていれば病気になんてならない。」

それは本当でしょうか?

「コンビニに行くんですね!?」「エアコンは使いますか?」と質問されることがあります。どうやらアーユルヴェーダをやっている人はコンビニ食も食べなければ、エアコンなど文明の利器は使わないのだろう、という考えがあるようなのです!

いいえ

「使います!!!」

(使わせてください!笑)

“古代インドの伝承医学”というなんともエキゾチックな雰囲気がそういう誤解を生んでしまうのでしょうが、実際のところ古典の時代から5000年以上が経った今の時代の日本にいて、それ以降何の変化もなかったかのように昔の生活を真似することの方が不自然に感じてしまいます。

もちろん、使えるものは使い倒せ!と言っているのではなくて、使いすぎない、溜め込まない、便利や快適を求めるあまり他を傷つけることがないというような、時代が変わってどんなに物質的に豊かになり便利になったとしても変えなくて良い秩序はそのままに、変わるべきところは変わって行くのが自然な姿なのではないかと感じるのです。その過程で間違えたり、修正したりしているのが人間の進歩ではないのかと。

そして昔ながらの生活が良くないと言うことでももちろんなく、それが心から心地よく、自分の生活スタイルに合っているのであれば、もはや“不自然な真似っこ”ではありません。ごく自然な生活です。私の師匠のように仕事で家を空ける時以外9割以上古典通りの生活ができる方もいらっしゃいます。

  • 薬にならないものはない
  • 名前のない病もある(新しい病も出てくるだろう)
  • 皆が良いと言うものを無視してはならない
  • 世界中が師匠である


決して狭い視野でものを見ることなく、時代の変化に対応して、自分が知らないものからも学び、柔軟に賢く生きよ、と教えています。

そして愚か者にとっては、世界中が敵である、とも言います。

新しいものや知らないものを受け入れられず、時代の流れに逆らっていると、学べるはずのことも学べず、師匠にもなりうる貴重な存在や物事を敵と見誤ることになり兼ねません。

◯◯主義かどうかは重要なことではないのだな、と言うことがお分かりいただけたでしょうか。

そんなわけで、アーユルヴェーダは何か決まった神様を崇める宗教でもないし、菜食主義でもなく、ノスタルジーの世界にある古びた知恵でもありません。老若男女誰のいつの人生のステージにおいても人々を支え、役に立つものです。


スダルマでは今後、常時カウンセリングの予約を
受付けいたします。
ご希望の方は、第三希望までの日時を
メールにてお送りください。
日時と場所についてご相談のうえ決定させていただきます。

※7月はアメリカでのアーユルヴェーダ研修のため、
8月以降のご予約を承り中です。

info@sudharma-ayurveda.com

アーユルヴェーダカウンセリングは、

  • 病気を未然に防ぐこと、
  • 考えていることをネガティヴ→ポジティブに変えること、
  • 視野を広げ問題解決の糸口を見つけること、
  • ストレスをリリースして活力をチャージすること、
  • いつまでも身体と心の若さを保つこと、


などに役立ちます。

病気や症状が現れるもっと前の段階で、自分の変化に気づくきっかけとして予防的カウンセリングが役に立てば、こんなに嬉しいことはありません。


次回カウンセリングは、ニューヨーク市内で行います。
ニューヨーク在住のご友人やお仕事仲間など
ご興味のある方に是非お知らせ下さい。

詳細・ご予約はイベントページをご覧ください。
http://sudharma-ayurveda.com/events/counselingsessioninny/



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