The Ayurvedic Institute の集中コースを修了し、無事帰国しました!


3週間のアメリカ滞在で、たくさんの方々との出会いと、ハプニングも!色々起こりましたが、そのどれもが自分の枠というものがあるならば、それをぐぐぐっと、ミシミシっと広げてくれた愛すべき経験となりました。
今回The Ayurveda Institute でDr.Ladから学んだことは、ハーブの処方などすぐに使える知識もありますが、それより何より今日まで脈々と受け継がれてきた、人間が健康に幸せに生きるための医学アーユルヴェーダは、Body-Mind-Spiritの三本柱が整っていることで完成するもので、その一つも欠かせないんだ、という基本に立ち戻されたことです。
特に最近では身体と心の健康が互いに影響し合っていることが認知されてきている中で、スピリットの部分が置いてきぼりにされてる傾向があります。Dr.Lad はコース初日一番最初にこんなことを話されました。
『人が健康でいるためには、身体のことだけでなく、心の状態も重要ということが、ここ数十年かけてやっと理解されるようになってきました。スピリットの状態も健康に関係すると理解されるまでには、またこれから数十年かかるでしょうね。』
なるほど…。そうだろうなぁ…これからまた10年、長い道のりになりそう…
食事や運動など、意識的に健康に気を付けて生活をしていても、心の中は悩みが絶えないという人もたくさんいます。そういった状況を見ると、身体と心は表裏一体と言いますが、シンプルに身体だけのメンテナンスでは、一時的な気分の良さはあるにしても本質的に全体的には癒されていないように見えるのです。
Body-Mind-Spiritの身体以外の二つに効果的にアプローチする方法として、呼吸法とメディテーションを学びました。もう7〜8年前のことになりますが、日本のアーユルヴェーダスクールでも精神的な問題への対策として呼吸法やヨーガのポーズ、メディテーションを学び、「なんて素晴らしい知識なんだ!呼吸で人間が癒されることがあるなんて!!しかも現在だけでなく過去から積もり積もったものにも効果的とは!!」と、えらく感動していた自分がいたことを急に思い出しました。同時に、その後8年間、その素晴らしい知識をきちんと使っていたのかと振り返れば。。。(´・_・`) 真面目に実践していれば、、8年という時間でどんな変化があっただろう。。と、その効果を知れば知るほど落ち込む私なのでした。。。
Dr.Lad は講義の中で、特に今回のテーマ『Ayurvedic Art of Spiritual Healing for mind and body』において、あらゆるヴェーダの知識を盛り込んで、ご自身が長年実践してきたことで確かな効果を感じていることを惜しみなくシェアしてくださいました。1週間その知識のシャワーを浴びて、私自身のヴェーダの基本的知識の土台があまりにお粗末なために、十分に理解できないと感じる場面も多くありました。
こりゃあ勉強し直しだな、と帰国後早速昔通っていたヴェーダ哲学のクラスに再入門しました。
そのクラスで先生が話されたことの一つをご紹介します。
知識は使って、その人の人生に変化をもたらしてこそ「知識」であって、
知っているだけで何も変わらないのであれば、知識ではない、ということ。
ガーーーーーーン (;´д`)
脳天を打ちのめされました。
私にはこれは、脳内通訳を通して、「呼吸法、やれよ!」と聞こえたのでした。笑
これからはヨーガ哲学やアーユルヴェーダの概念を学んだ人たちが、それをシェアしていくことが益々求められるようになるだろうと思います。そのためにも私自身もいつも健全なBody-Mind-Spiritの三本柱でいられるように努力を続けていきたいです。




乗れるの??!
次回以降、ニューヨークで訪れた、アーユルヴェーダコンセプトのレストランや、ハーブ屋さん、オーガニックのものだけ揃うスーパーなどなどの紹介や、現地で急遽ラジオに出演してアーユルヴェーダのお話をしてきたことなど、またぼちぼちと綴ってまいりたいと思います。お楽しみに〜