今このような時期を過ごして、自分自身のおさらいのためにも、アーユルヴェーダ日々の過ごし方(ディナチャルヤ)、強く元気に毎日を生きるための生活法をまとめました。
相手が内蔵系の病だろうと、精神的な病だろうと感染症だろうと、人間が強く生きていくための土台になる体づくりのこと。
これは一つの感染症流行が過ぎても、ずっと人間を守ってくれる普遍的なもの。笑ってしまうくらい当たり前のこともあるけれど、その当たり前を毎日忘れないで生きたい。
・よく寝る(続けて7〜8時間。寝過ぎと昼寝は厳禁。)
・毎日同じくらいの時間に寝て起きる(休みの日も)
・毎日同じくらいの時間に食べる
・ながら食べをしない(スマホ、テレビ見ながら、移動しながら、仕事や考え事をしながら)
・食べ過ぎない飲み過ぎない
・身体が温まるものをとる(調理された料理、温かい飲み物、しょうが、黒こしょうなど)
・身体が冷えるものを避ける(氷入りの飲み物、冷蔵庫で冷やされたものをそのまま、甘いものの食べ過ぎ=白砂糖の甘味は体を冷やすと考えられています)
・疲れない程度の運動(汗をうっすらかくくらい)を定期的に行う
・今の健康と恵まれた環境に感謝する(衛生的な水や食べ物、病院や国民皆保険がない国の方が地球上には多いです)
・美しいものを見て、聴いて、美味しいものを食べ、五感を満たすこと(五感から入ってくるものの質次第で、心と体は良くも悪くもなります)

<中級編>
・炒め物などの油、パンに塗るバターをギーに代える
・非加熱はちみつを1日大さじ1くらいとる(温めないでそのままとる)
・アーマラキー(アムラ)のサプリや粉ハーブをとる
※インターネットで購入できます。信頼のおける販売元から購入しましょう。オーガニック認証や国内農薬検査をクリアしているものが良いです。
ギーとは?/ギーの作り方↓
『最高に体に良い油、ギー(ghee)はバターオイル! その効果と作り方』《アーユルヴェーダ入門》
<上級編>
・ヨガの呼吸法を習ったことがある人は毎日行う
・瞑想を習ったことがある人は毎日行う
・アーユルヴェーダのオイルマッサージを入浴前に行う(時間がなければ頭頂と耳、足首下だけでも)
こちらでもオイルの下準備とマッサージの方法を紹介してます。↓
『ごま油は毎日使える魔法の若返りオイル! 万能マッサージオイル の使い方と作り方。』《アーユルヴェーダ入門vol.9》

中級編、上級編はより免疫力アップの効果が高いという意味ではありません。何かを買わないと出来ない、知識がないと出来ないなど、取り入れやすさを表しています。
これは5000年も前からずっと、そしてたぶんこれからもずっと、病気に負けない身体と心を養うための一生のお守りルーティーン(日課)なのだと思います。
みんなまずは目の前のウィルスに負けない身体づくりを頑張りましょうね。
あとは今大切なのは
STAY HOME
そしてこの流行が過ぎても、免疫力を上げること、度々思い出してください。
その習慣がきっと未来の自分を助けます。
◇最初の写真は去年の夏のニューヨーク。素晴らしい街と人々。絶対にまた行きたい。世界のみんなの日常が早く戻りますように。