先日に投稿した『最速で風邪を治す方法!(そしてしばらく引かない方法)』の中で、書くのを忘れていた大切なことが一つありました!


早めに寝たその日、寝る前にお湯を沸かし、ボウルに入れてユーカリのアロマオイルを数滴垂らしたものを部屋に置いて寝たのでした。

蒸気で少しは空気の乾燥が防げるのと、スーッとするユーカリの成分が、何より鼻と喉をやられている風邪の時には気持ちが良いのです!呼吸が楽になりますし、重だるさを軽減してくれるので、眠りにつきやすくもなります。

以前酷い頭痛を伴う風邪をひいた時は、大きめのボウルに熱いお湯を入れ、ペパーミントのオイルを数滴入れて、その蒸気が逃げないようにバスタオルを頭からかぶってボウルに顔を近づけ、深く鼻呼吸を続けるという方法を試してみたことがありました。

頭が痛すぎて寝ることもできないほどだったのですが、このアロマの蒸気吸入のおかげで、眠りにつけたという経験があります。

風邪の引き始めの症状緩和に、アロマはとっても使えます。ユーカリやペパーミントは普段からアロマポットなどでたいておくとお部屋の空気の清浄にもなりますから、持っておくと何かと使えるのでおすすめです!

香りと言えば、ふだんはアロマよりもお香をたくことが多いです。アーユルヴェーダに出会うまではお香なんてまるで興味がなかったので、何でできているかも知らなかったですし、いい香りのものがあることも知らなかったので、まさか自分が日常的にお香をたく日が来るなんて思いもしませんでした。

でも今では良い時間を過ごしたい時の相棒みたいなものです。朝の瞑想の時、本を読んだりする集中タイムの時、お掃除後に空気も綺麗にしたい時などに使うことが多く、特に白檀(サンダルウッド)や、乳香(フランキンセンス)などがお気に入りです。白檀も乳香もアーユルヴェーダでは薬になるものですが、お香で香りを嗅ぐだけでも多少は似たような働きをするのかも。そのあたり薬効などはあまり意識せずに良い香りだ〜かぐわしい〜♪と単純に気に入ったものを使っているだけなのですが。

香りのことを書いてみよう!と思って気がついたのは、アロマは先ほどのように風邪や頭痛の時、またボディクリームなどを作りたい時など、具体的に何か解決したいことがある時にオイルの効能を考えて使っていて、お香はもっと日常的に気分をスッキリさせたい時やリラックスしたい時に使っているんだなぁということ。

国によってはアロマセラピーが歴とした医療の一部であり、お香はお寺や教会など精神世界と繋がるところで使われてきた歴史があることを考えれば、実は今私がアロマとお香をそんな風に使い分けているのは実に自然なことかもしれないですね。

五感の中でも鼻は脳の入り口と言われるくらいに香りが体や精神にもたらす影響力は多大なものと言われています。体の困ったことがある時や、気分を上げたい、落ち着けたい、という時に、香りがある暮らしをぜひおすすめしたいのですが、注意したいことが二つ。

一つ目は当たり前のようですが、自分が良い香りだと思うものを選ぶこと。

アーユルヴェーダで重要視されていることで、薬でもなんでも恐怖心があったり、嫌がっているものは与えないこと。これは食べ物でも薬でも同じなのですが、人は一瞬でも「嫌だな」と感じたら、食べ物ならすんなり消化できないですし、薬なら効能が半減するなど、期待した効果が得られないと考えられています。香りも皆が良いというから、流行っているから、など自分の感覚を頼りにしないで選ぶことがないように、試せる商品ならば必ず試してみましょう。

そしてもう一つ。アロマもお香も、原料にどんなものが使われているか確認しましょう。

色々な不自然な混ざり物が入っている安価なものが出回っているということもよく耳にします。嗅覚を通して私たちの体や心に影響を確かに及ぼすものであるからこそ純粋な天然素材のもの、オーガニックなどの質の良い材料が使われているものを選ぶことが大切です。

お気に入りのアロマやお香の相棒を見つけて、香りのある暮らしをぜひ楽しんでください!

※写真は、神楽坂にあるJuttoku.というお香や香炉などを扱うお店のオリジナル香。

  • 「満月」白檀・パルマローザなど
  • 「新月」白檀・メリッサ・レモングラスなど
  • 「清廉」白檀


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